ゼロポジションの5000人の美容データを見ますと、全女性の約10%(500人)が「敏感肌」を自覚しています。
ただし、これはあくまでも「今現在」の話。
過去に自分の肌が敏感であると感じた人はもっと多くて、おそらく女性の60~70%は自分が敏感肌(かも?)と思った経験があるのではないでしょうか?
「なったことがあったあるけど今はない=回復している」ということから、
敏感肌は、乾燥肌や脂性肌、混合肌といった肌タイプ(基本肌質)ではなく、肌の状態をあらわす言葉であることがわかります。
肌の状態を表す言葉という点ではインナードライも同じ。
敏感肌とインナードライにはたいへん強い関連性があります。
インナードライには、軽度、中度、重度があります。
実際、それをZELo式かんたん肌チェックで判定することができます。
インナードライが中度~重度であると判定された人ほど、敏感肌の併発率が高くなります。
重度のインナードライの人の約50%が敏感肌を自覚しています。(平均は10%ですからその5倍!)
ここで、前回のお話(1)を思い出してください。。
皮膚角質層の乾燥状態が続くと、肌バリアが壊れ、壊れると神経細胞が亢進して肌が敏感化する・・・
つまり、インナードライの場合、肌の内側の乾燥が悪化するために敏感肌化します。
肌の表面の乾燥が悪化して敏感肌化する「乾燥性敏感肌」とは、なり方も、発生場所も違います。
次回はこの「インナードライ型の敏感肌」についてお話します。(次回、11月5日ごろ)