青春のシンボル、ニキビ。
ハイティーンから20代前半の、皮脂腺が活発な時期に集中して起こります。
オデコやほおの広い範囲に赤ニキビが一度にたくさんできるところが、大人ニキビと違います。
放っておいたり、刺激で、炎症が進み毛穴が壊れてキズ跡・・・ニキビアトになってしまいます。
私の次男(中学1年生)もお年頃。かなり気にしている様子。
そこで本人に説明、了解してもらい、協力してもらいました。
思春期ニキビは体質や食生活なども絡み、石けん洗顔で、どこまでできるのか?・・・それがテストの目的。
写真上は、モニター開始前の状態。
アクネケア用の洗顔料を使っていたのですが、コントロールし切れていない状態でした。
洗顔でゴシゴシするらしく、軽い炎症も起こしていました。(地肌の赤み)
テスト中は、次のことを守ってもらいました。
1、洗顔は、帰宅直後、入浴時、起床後の1日3回
2、石けんづくり一筋のプロ、寺田さんに作っていただいた透明石けんのみ使用。他は中止
3、絶対ゴシゴシしない。泡立てて泡をなじませてからお湯(水)洗い
4、入浴時のみ、二度洗いしてもよい(本人の判断に任せる)
5、入浴時には、手のひらでホットパックを最低2~3回
6、ヒリヒリしたり、カサカサしたら必ず報告すること
2週間(08年9月半ば~10月初旬)続けて下の2枚の写真。
一番調子が良かった時(左上)と、少し戻った時(右下、白ニキビがところどころ)。
ニキビは完全に無くならず、洗顔オンリーではこのあたりが限界のよう。
100点の60~80点を行ったり来たりする感じです。
ぷくっと膨らんだニキビが、洗顔直後にしぼむのを観察していると、毛穴を開いて皮脂を落とすことの大切さを実感しました。(弱アルカリ性反応の有効性)
今もこのケアを続けていますが、油断するとニキビが一気に吹き出します。このニキビの吹き出しやすさというのは、スキンケアと分けて考えないといけません。
本人は、ニキビが以前よりもきれいになったことが嬉しいらしく、自主的に洗顔するようになりました。ニキビアトにならない程度にコントロールできるようになったことが最大の成果だと思います。(ゼロポジション 岡本みゆき)