自分の肌を考える時、自分の肌のタイプの認識(自覚)が、大事になります。
しかし、肌タイプの自覚については大変あいまいな部分があります。
参考に右のグラフをご覧ください。
自分が脂性肌という400人(女性)のデータを特殊な計算で得点化し、脂性(ヨコ軸)と乾燥(タテ軸)でプロットしたものです。
ゼロポジションで使用している肌チェッカーのテストデータですが、例えば脂性肌を自覚している人の63%はアタリですが、残り37%は違う肌タイプに分類されてしまいます。(極端な例では、脂性肌と考えている人の8%が乾燥肌に分類されてしまいます。このような人は、本来必要なケアと正反対のことをしている可能性が考えられます。)
左図は肌チェッカーの分類の基本を示したもの。
左下に普通肌、左上に乾燥肌、右下に脂性肌、右上に乾燥&脂性肌を分類します。
ところが混合肌・敏感肌は下の図のように中心に集まり、各ゾーンに分散する傾向があって、うまく分類できません。
このことは、脂性と乾燥の尺度(モノサシ)では、この2つの肌タイプを測れないということを表しています。