寒気、乾燥、紫外線はお肌の3悪と言われます。
どれも新陳代謝を悪くするものです。
前回、ノドの乾燥が話題となりました。
身体の内側の乾燥=インナードライは、暖房する時期になりますと目もとや目じり、ほおの乾燥として現われるでしょう。
ノドやくちびる、目などの『粘膜の乾燥』が気になる人は特に気をつけてください。
そういった方には、本格的な乾燥にむけての準備期間と考えて対策するようにおすすめします。
ポイントは4つあります。
1、水分を多めにとること
2、洗顔時、洗いすぎないこと
3、お顔の乾燥で気になる部分はコットンを使ってローションパックするのもおすすめ
4、同じお手入れでも、少し時間をかけてていねいにゆっくりしてください
水分を多めにとることはインナードライを防ぐ意味もあります。
スチーム(蒸気)にあたったりするのも、お肌にはとてもよい効果があります。
寒くなってきたからといって、熱めのお湯で洗顔するのはよくありません。洗顔成分とお湯で、油分がとんでしまいますので、できればつめたいお水(せいぜいぬるま湯)で洗顔するようにしてください。
お顔の乾燥が気になる部分は放っておけません。
そういう場合は日ごろお使いの化粧水をコットンにたっぷりつけて、部分パックしてあげてください。
ただしコットンが乾くまでパックしないこと。化粧水の多くには揮発成分が含まれているので、コットンが乾くまでパックしてしまうと、揮発する時にお肌の水分を一緒にもっていかれてしまい、逆効果になります。
コットンが濡れている間を目安にして、かんたんパックをしてあげてください。
もうひとつ、ふちどりされたコットンはずれたり落ちたりして使いづらいですから、ふちどりのないカット綿がおすすめです。
特別なお手入れをする気分でリラックスして、とにかくいつもよりゆっくりケアしてあげてください。化粧水や美容液を使うときは・・
気になる部分には二回塗り重ねづけし、手のひらの自然な体温で、ゆっくり押し込む感じでケアしてあげると、同じものを使っていてもいつもと全然違う効果を感じることができます。
気分的にせっかちになって、パッパッとしてしまうと、次の朝、お化粧のノリが悪くて困ったりします。
秋の夜長です・・リラックスしてケアするよう心がけてください。(ゼロポジション)