黒酢、黒豆、黒ゴマ・・・
美白の時代に、黒の食べ物が注目されています。
で、他に黒いものをスーパーや百貨店で探しに、乾物コーナーの前まで来ると・・
ありました!
透明パックに入った乾燥(干し)ひじきが、店によっては何十種類も陳列棚にぎっしり置かれています。
茎ヒジキ、芽ヒジキ、長ヒジキ、姫ヒジキ、米ヒジキ・・・
あらためて見ると本当にたくさんの種類があります。
ひじきは5月のGWあたりが収穫の旬で、市場に出回るのはそのあたりから。旬でもないのにたくさん置かれているということは、それだけ需要があるということ。
ヒジキは海草なので、取れたては黄緑色。
取れたヒジキを夜通し釜でゆで上げ、茶色に。
これを天日で乾燥させて出荷しますが、この時には真っ黒に。
真っ黒の正体はヒジキに含まれている鉄分(ミネラル)。
【ヒジキの栄養価】(食品標準成分表より) ◆鉄分はレバー(鶏)の約6倍 可食部100gあたりレバー9mgに対し、ヒジキ55mg ◆カルシウムは牛乳の約12倍 可食部100gあたり牛乳110mgに対し、ヒジキ1400mg ◆食物繊維がごぼうの約7倍 可食部100g当たりごぼう6gに対し、ヒジキ43グラム |
栄養価メチャクチャ高いです~!!
不足しがちなミネラルがたっぷりで、天然の健康食品!!
黒い物を見て、女性が食べたくなるのは、鉄分(ミネラル)不足を補いたい身体の自然なシグナルなのかも知れませんね。
鉄分が(潜在的に)不足した状態になると、美白の大敵!顔色が悪くなったりクスんで見えたりします。それに、肌荒れや乾燥などとも関係があるようです。(キラリ発見.com データ室より)
ここでひとつ疑問。この高い栄養価は効率よく身体に吸収されるのでしょうか??
ヒジキを食べた次の日に、トイレで・・お食事中の方、ゴメンなさ~い!(´_`illi)
どうも栄養価どおりに摂れているようには思えません。
そこで、ヒジキを粉にしたものを、旬のカブラの甘酢漬けにふりかけて食べてみました。
粉のヒジキのおダシと甘酢、そしてトッピングのユズの香りのハーモニーで、大変おいしかったです。(カブラにかかった粉がヒジキです。)
皆さん、どんな風に食べているんでしょうか??
美味しい食べ方など、また教えてください。
最後に、、平安時代には女性への贈り物としてヒジキが贈られたこともあるそうです。
クリスマスに男性から贈られたら・・・それはあなたが愛されている証拠です
( ^∇^)/*。・゚・*。・゚・(ゼロポジション)
山に囲まれた平安京では、海産物は貴重品だったでしょう。
今昔、好きになったひとに贈り物をする男の気持ちは永遠です(笑。しかも栄養学の理にかなってますね~)
今の時代なら、キャビア、プレミアムスイーツなどでしょうか?
ちなみに京都には、さばの姿ずし(サバずし)を代表に「京ずし」の世界があるのですが、保存性の高い海の物は重宝されてきた歴史があります。
投稿情報: キラリ | 2006/12/10 10:11
クリスマスプレゼントにひじきですか・・・
愛されてるかもしれないけど、やっぱりうれしくない(>_<)
ひじきは自分で買います!
私はいつも多めに作って冷凍してますお弁当には凍ったままいれたりして重宝してます♪
投稿情報: ごん | 2006/12/09 23:50
ヒジキの栄養価に驚きました。
ミネラルの不足しがちな日本人にはいいですね!
鉄分不足の女性にもいいことがわかりました。
ありふれたものだけど、考えてみれば、すごい食材ですね。
投稿情報: れいこ | 2006/11/14 15:27