白髪の多い方はヘナでトリートメントすると、新しく生えてきた根元白髪だけが真っ赤に染まってしまいます。
そこで、赤い根元白髪の部分にだけ、今度はヘナとインディゴ(藍)を混ぜてある粉を使って二度染めをします。
粉の溶き方はヘナの粉だけの場合と同じですが、硬さは少し固め、マヨネーズと味噌の中間くらいの硬さに溶きます。
ヘナでトリートメントした後、ヘナをきれいに洗い流し(シャンプーはしません)ヘナで赤くなった部分だけにインディゴを混ぜたヘナを塗っていきます。
ゴム手袋をした手で塗ると塗りやすいです。このとき、キュッ、キュッ、キュッと指先に力を入れて押さえるのがポイント!
ラップをして40分待ちます。
その後、シャンプーすると、赤かった部分がブラウンに染まり、髪全体が白髪の目立たない自然な風合いに仕上がります☆
ヘナの使い方になれない間は少し面倒に感じたり、髪が痛んでいるとヘナを塗った後、髪がキシキシしたりするかもしれません。
けれども、何度もやっているうちに必ず上手に手早く塗れるようになりますので、最初は泥んこ遊びでもしているような感覚で、とにかくヘナを髪にのせればOKです♪
髪のキシキシはヘナを何度か塗って、髪が健康になってくればすぐに改善されます。
白髪が似合う年齢になるまでは必ず必要な白髪染め。
髪を傷めず、かえって美しくなり、身体に負担をかけないヘナでの白髪染めは、少々自分で塗るのが億劫でも頑張ってやるだけの価値があるのではないでしょうか?
それでも面倒な方は、月に1回、親しいお友達とヘナの塗りっこをやるのもお勧めです。
自分で自分の髪に塗るより、しっかり目で確認しながらできるし、腕を上げなくていいので楽ですヨ (●^ o ^●)
また、白髪は無いけど髪や頭皮を健やかに保ちたいという方には色のつかないヘナもあります。
普通に言うヘナとは違う木ですが、カラーレスヘナとして、髪のトリートメントとしての歴史は長く、インドではヘナの仲間として扱われているそうです。
ヘナで髪を美しくしたいと思うのでしたら、とにかく回数多く塗ることです。
特にはじめてヘナを使うときは、1ヶ月のうちに4回塗ってください。1週間に1回ずつ計4回塗っても、4日続けて塗ってもOKです。
1回塗っただけでは時間とともにせっかく髪についたヘナの粒子が取れてしまいますので、回数を重ねてしっかりとヘナの粒子がついた髪を作るためです。
また、売られているヘナの粉には、ヘナと書いてあってもヘナ100パーセントでないものもあります。
ヘナの粉100パーセントといっても、お茶の葉が一番茶、二番茶、とあるように、品質のよい葉を使ったものとそうでないものとがあります。
その差は髪の美しくなり具合で歴然となります。
せっかくヘナを使うのでしたら、ぜひ品質のよいヘナを使ってくださいね。
(このシリーズ終了)
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