・・・前回から続く
【9月6日長男、10日次男発熱】
三男の発症から3日目の午前中に長男(中3)が学校でダウン。
その翌日の夜に次男(中2)がダウン。
できるだけ三男には接触しないよう気をつけ、家でもマスクさせていたのに感染。
三男の6日の発熱からでは手遅れだったということか。
長男は、登校時に少し顔色が悪く、念のため熱を測って平熱。
しかしその2時間後には39度を超えていた。
次男は夕食後体調が悪いと、その時には36.8度。
数時間後の夜中にはすでに39度超。
発熱から高熱になるまでの時間が短く、季節性よりも1~2度は高いようです。
【投薬と熱の経過】
三男(小4) タミフル(とんぷく) 最高39.6度~24h後 38度くらい~36h後 平熱に
長男(中3) リレンザ 最高39.7度~24h後 38度くらい~36h後 平熱に
次男(中2) タミフル(カプセル) 最高40.2度~24h後 38.5度~40h後 ほぼ平熱に
三男は小学生なので、タミフルのとんぷくが処方される。
長男は喘息の持病があるので、普段から通院している病院で受診。
A型陽性でリレンザが処方される。
「タミフルは10代には副作用が心配と言われているのでリレンザを出しておきます。」
と先生。
三男が平熱になり、長男が38度台に下がってきた頃、次男がダウン。
私が長男を看ている間、主人が次男を病院に連れて行くと、
「タミフルは10代の子には原則として出しません」と言う注意書が添えられて、なぜかタミフルが処方されていた。
「どうしてリレンザ出してもらわなかったの!?」
主人によると「先生はどちらでもよいという感じの話をしていた」とか。
真偽の程は不明だが、新聞などでリレンザが不足気味とのこと。
関係あるのかも知れない・・・
念のため、熱のある長男・次男をまとめて1階の居間にまとめ、玄関にはチェーンもかけ、サッシ窓にはロックをかけ、万全を期し、寝かせる。
入浴も買い物も主人と交代ですることに。
【役に立った熱中症対策】
今回、意外と役に立ったのが、息子たちが所属する少年野球チームの手伝いの経験。
母たちが交代で当番に行くのだが、夏場は、熱さで具合が悪くなったり、ボールが当たったりした子に、アイシングをしたり、ジャグに入れたスポーツドリンクを用意しておくなどしている。
アイシングもバラ氷を氷のうに入れたり、バラ氷が足りなくなったら固まり氷をアイスピックで細かく砕いたり。
冷やすところも、額だけでなく、首筋や脇や足の付け根など。
看護士の資格を持つ人もいるので、やり方が分からない時は指示をあおぐ。
季節性のインフルエンザより1~2度は熱が高かったので、この経験が生きた。
特に三番手の次男は40度前後が12時間も続き、一晩中寝ずの看護だった。
吸い口で水を飲ませようとしても、飲み込んでくれないので脱水症状が心配になる。
そこで、バラ氷を更に細かくアイスピックで砕いて、スプーンで口に一つずつ押し込むと、スムーズに飲みこんでくれた。
普段、アイスピックを使うことがなかったら、きっと思いつかなかっただろう。
長男と次男がほぼ同時進行だったので、氷やアイスノンが足りなくなったりで大変だった。
うなされて寝返りする度に、ずれたアイシングをセットし直したり。
40度の熱が続いた時は、咳が自分の顔にかかろうと、気にするどころではなかった。
【備えあれば】
2人が少しの時間差で、ほぼ同時に発熱したので、体温計が一つでは不便だったり、寝たまま飲み物を飲ませる吸い口が足りなくなって慌てて買い足すことに。
離乳食の時期によく使う曲がるストローとフタ付きのコップも捨てなければ良かった。
やはり元気な時に、災害や病気に備えて色んなパターンを(自分が倒れた時も)想定して、必要品を備蓄しておくことを痛感!
災害や事件や病気などテレビで見ている時、ついついテレビの中だけの出来事、他人事のように思いがちな自分に牽制球を送るいい機会になった。
でも覚悟しているつもりでも、いざとなると慌てるもの。それが夜中だとなおさら。
怪しければ病院セットみたいなものを作っておいて、枕元に置いておくこと。
家族の保険証や診察券を入れた財布、タオル、バスタオル、ティッシュ、ナイロン袋、マスクなど。
出かける時に、水やスポーツドリンクのペットボトル、熱が高い時は保冷剤も入れる。
これから冬場にかけてはますます備えの必要な時期。
いつどこで、どうやって感染するかは全く分からない。
インフルエンザに備えていたものが、災害に役に立つことになるかも知れない。
今回は幸いにも、私も主人も発症しなかったが、もし、どちらかでもダウンしていたらと思うとゾッとする。
身内に看病を頼むわけにはいかない。
通院にタクシーに乗せてもらえるかどうかもわからない。
そういったことも合わせて、日ごろから備えておくことの大切さを痛感した。(HANADANGO)
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