パートナーブログ・旬の食材の筆者、HANADANGOさんの緊急寄稿。
大阪在住、男の子3人(中3、中2、小4)を育てているお母さんですが、
3人が次々と新型インフルエンザに家庭内感染。
9月6日(日曜日)~14日(月曜日)の9日間の出来事です。
これから本格的な拡大のシーズンを控え、ご覧の方に、少しでも参考に
なるかと考え、体験談(2回)を書いていただきました。(ゼロポジション)
【9月6日夜、突然】
突然に、でも、とうとう、その日がやってきました。
少年野球チームで練習を終えた小学生の三男(3人兄弟の末っ子、小4)を迎えに行くと、ハナミズをすすりながらぼーっとした様子。
もしかして、これは・・・!?
予想どおり・・・でしょうか、深夜3時過ぎ、いきなり39.1度の高熱でうなり始めたのが始まりでした。
【あわてて病院へ駆け込んだら】
救急案内で小児科もある急病救急診療所を紹介してもらい、主人をたたき起こす。
(ゴールデンウィーク頃よく聞いた発熱外来は既に終了していることを始めて知る)
「やばいよ!39度超えてる!」
「来たか!」と主人も覚悟を決めた様子。
念のため、事前に診療所にTELしてみると、『至急、来院してください』の指示。
明け方5時ごろ、バスタオルでくるみ、親はマスク装着で、マイカーで急行。
時期が時期だから人であふれているかも・・・
隔離されるのでは・・・!?
不安でいっぱいになりながら駆け込むと、ガラーン・・・!!
誰もいない静まりかえった待合。
10分くらいで診察室に呼ばれると、30代前半?の若い男の先生が、お口アーン&聴診器の診察を終えて一言・・・
「ノドの風邪ですね」
はぁっ~!?
そ、それだけ? マジでっ!?
新型インフルエンザが疑われるご時世。(高熱だし)
最低、検査があるものと思い込んでいた私たち。
先生の一言に一瞬ムッとする。
先生が言うには
「熱が出始めたばかりの今、検査をしても、正確な判定が出ない可能性の方が高いので(検査しても)ムダです。
高熱が続いて気になるようでしたら、かかりつけの病院が開くのを待ってからそこで検査して下さい。
検査で確定しない限り、投薬はできません。」
「気になるに決まってるやろ!ムダまで言わなくていいやろ!」と言い返したいけどガマン。
要は、熱以外に呼吸困難など異常な症状がない限りは、真夜中に焦って連れて来ても無意味ですよと言いたいご様子。
なら、せめて「ノドの風邪ですね」の前に、きちんと説明して欲しかった。
お口アーンのたった数分・・・2,300円也で退散。
【翌朝、近所の病院へ】
すでに39.6度の高熱にうなされ三男は、やはり新型の疑い濃厚。
一刻も早く薬を投与してもらわないと!と近所の病院が開くのを待って小児科へ。
問診を終えると、(ようやく)例の長い綿棒を鼻につっこまれる。
約10分後、A型陽性と判明。
夜中に救急に連れて行ったことを話すと、
「呼吸困難とか意識障害がなくて、ただ熱が高いだけで慌てて連れまわすと、ただでさえツライのに病状が余計に長引くだけですよ!」
と、少しおどろいた様子の先生に叱られる。
【ここまでの状況と反省】
・発熱から早い時間で38.5度を超える高熱になりやすい感じ
・季節性のインフルエンザより1~2度高くなる感じです
・しかし慌てて診療所に連れて行っても検査してくれないことがあるのでご注意
・受付で至急来院してと言われ、ドクターは慌てるなと言う
医療現場の中にも考え方の違いや混乱がかなりあるよう。患者として振り回されないようにする必要があると感じた
・すでに5月のGW頃のような厳重な体制でなくなっている
・とにかく早くから高熱が出ても慌てないこと
呼吸困難や意識障害がない限り、少し間を置いて受診した方が得策のよう(※)
※この点は、16日に感染症学会が、『疑わしきは(予防)投薬が必要』 との指針を発表するなど、今後の感染拡大状況で変わるでしょうから、コマメに最新情報を集めておく必要があります(注記、ゼロポジション)
続きは②に・・・
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