最近女性向きのおしゃれな中国料理店をよく見かけるようになりました。
内容は北京料理や広東料理をうまくコーディネートした店が多いですね。
味はヘルシー嗜好に合わせてアッサリと味付けしている店が多いようです。
でもなかなかしょっちゅう行けるものではありません。
今回は生薬の味が素材になじむ、女性にとって一度は使ってみたい料理の数々をこれから何回かにわけて紹介してゆきます。
今回は冷え症の人にピッタリの薬膳の食材を紹介します。
①紅花(キク科のベニバナの冠状花)
体を温め、血の流れを良くして婦人病や冷え症、生理不順更年期障害に広く使われています。
②川きゅう(セリ科のセンキュウの根茎)
補血作用があり、貧血や冷え症、生理不順に使われています。独特の香りがあります。
いずれもこれからの季節にピッタリで、体を温めて造血作用がありお勧めできます。
この2つは、漢方としても組み合わせで使われることが多く、薬膳でも使われます。
☆どちらも生薬として漢方専門薬局等で販売されています。100g単位でグラム売りしてくれます。
次回はこれらを使った肉団子の作り方を紹介します。
(松田昇 東洋医学研究家、薬剤師)
※川きゅうのきゅうは、草かんむりに弓の字
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