混合肌のスキンケア 毛穴の隠れ皮脂（2）

毎日している洗顔にもプロとアマの違いがあるとすれば、

プロは毛穴を洗います

肌の表面は見えますが毛穴の中は見えません。
腕のよいエステティシャンなら、見えないところまで様々な工夫をして洗ってくれるはず。

普通の人は、見えない所まで、洗（え）わない。
洗（え）わないから、皮脂やそれに付着するいろんなものが溜まり、
知らず知らずのうちに肌トラブルに悩まされる。

というワケです。

そういった 隠れた皮脂はやがて 角栓 になります。
隠れた皮脂が詰まると、ニキビや吹出物 になります。

どちらも、ある程度の時間が経ってから起きますが、
そうなる （もっと） 以前から、隠れ皮脂が増え始めた兆候としていくつかのトラブルを引き起こします。

たとえば、皮脂過剰に思えるような てかり、ベタつき・汚れ、化粧崩れ などです。

頭皮でも、ベタつき や ニオイ が気になる時は隠れ皮脂が増えている証拠です。

隠れ皮脂 の量	毛穴（肌）の状態	起きやすい肌トラブル	隠れ乾燥肌 （インナードライ）
ゼロ	正常	自然な肌色の 柔らかい肌	ない
少ない	肌の色が悪くなる	透明感がない､くすみ	乾燥が進み始める （初期乾燥）
↑	毛穴の袋の 容積が小さくなる	てかり､ベタつき 化粧崩れ､毛穴汚れ	乾燥が進む
↓	毛穴が硬くなる	キメ乱れ､毛穴目立ち ゴワゴワ､角栓	乾燥が気になる （部分乾燥）
多い	毛穴が詰まる	大人にきび、吹出物	肌が荒れる （ことがある）

（続く、ゼロポジション）