暑い夏の次の年は花粉の飛散が多いと予想されています。
来年、花粉症の人は早目の準備が必要となります。
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暑い夏のツケが回ってくるのがちょうど今頃になります。
この時期は夏バテが出ないように、規則正しい生活や食事を心がけたいものです。
今回は、今頃の時期に欠かせない夏バテ無用の一品をご紹介させていただきました。
沖縄を中心に南九州で多く栽培される「ゴーヤ」、いわゆる「ニガウリ」について。
「ニガウリ」には独特の苦みがあり、緑の濃いものや突起の細いものほど、苦味が強いとされています。
しかし、ビタミンCの含有量は野菜のなかでもトップクラス。
これからの夏バテ防止や風邪の予防、他のも美肌効果や抗酸化作用と今の時期に欠かせない貴重な存在です。
βカロテンの量も多く、ビタミンCとの相乗効果で紫外線への抵抗力が強まり、夏の暑さの残る今の時期にピッタリといえるでしょう。
メディカル面から見てみますと、糖尿病の改善効果があげられます。
ブドウ糖の組織への取り込みを調節して血糖値を下げる作用、グリコーゲンの合成を促進させる作用が認められています。
(有効成分はわかっているところで、所でチャランチン、モモルデシン、ポリペプチドPといったもの)
ただし、糖尿病治療薬を服用している方はサプリメントによって作用が強く出過ぎることがあり、副作用につながる事もあるので注意が必要です。
【参考】 ニガウリの種とそのわたの効果
料理すると、普通、種とわたの部分は捨ててしまいますね!
しかしその部分にも実は抗ガン作用のある共役リノール酸、血液低下作用のあるモモルデシンなどの有効成分が含まれています。
ニガウリが熟すとオレンジ色がかった黄色になるのですが、中のわたも赤くなり甘く食べやすくなり味も甘く食べやすくなると言います。
ドラッグに置いている「ゴーヤ茶」やサプリメントには、熟した部分も利用した商品もあります。
(東洋医学研究家、薬剤師、松田昇)