美容健康@ZELoのブログ

混合肌のスキンケア テカリ・脂うきを減らす方法

【てかり・脂浮き・化粧崩れが起きやすいお肌の状態】

隠れ皮脂 の量	毛穴（肌）の状態	起きやすい肌トラブル	隠れ乾燥肌 （インナードライ）
やや増加	毛穴の袋の 容積が小さくなる	てかり､ベタつき 化粧崩れ､毛穴汚れ	乾燥が進む

肌質（オイリー肌）など、個人差はありますが、
忙しかったりして、疲れやストレスが２～３日も続けば、毛穴の中では
酸化皮脂がたまり、隠れ皮脂が増え始めます。

と同時に、日中のテカリやベタつき、脂うき、崩れが起こりやすくなります。
暖かい日など、余計にその傾向は強まります。

前回、毛穴は小さな袋と書きましたが。
実は、毛穴は分泌された皮脂を一時的にためておく袋でもあるのです。
（それがお肌の自然な保湿にもかかわります。）

古くなり、酸化し固くなり始めた皮脂がたまると、内側にこびり付き、
袋の容量を小さくしてしまいます。
で、皮脂があふれる。（⇒新しい皮脂も保湿に使われない）

皮脂量が多くても少なくても隠れ皮脂が多いほど、毛穴から溢れやすくなり、
テカリ、ベタツキ、脂うき、化粧崩れ、などが増えます。

ドライが進んだ肌でも、オイリーっぽくなるひとつの理由です。

今までの洗顔を見直し、隠れ皮脂がたまらないようにすることで、
これらのトラブルを避けることができます。
（ゼロポジション）

★てかり・脂うきケアの毛穴洗顔に最適★
毛穴にたまった隠れ皮脂を洗うプロの洗顔。

混合肌のスキンケア 肌色戻しで透明感を回復

【クスミ・透明感が失なわれるお肌の状態】

隠れ皮脂 の量	毛穴（肌）の状態	起きやすい肌トラブル	隠れ乾燥肌 （インナードライ）
増え始め	肌の色が悪くなる	透明感がない、くすみ	乾燥が 進み始める （初期乾燥）

皮脂は毎日、皮脂腺から分泌され、毛穴を通って出てゆきます。

出ていったものは皮脂膜になったりしますが最後はふき取られたり、洗い流される運命。

その毎日の繰り返しの中、ちょっとしたことで、皮脂が多くなったり、流れが悪くなったり、

滞ったりすることがあります。

そんな皮脂は、時間とともに酸化して、少し固くなり始め、毛穴の中に取り残されます。

これが 隠れ皮脂 になります。

隠れた皮脂がたまりはじめると、肌色がくすんだり透明感が無くなったりします。

顔だけでも毛穴は数十万個。

そのひとつひとつ、特に中心部（Ｔゾーン）にたまり始めるとテキメンに酸化した皮脂色・・・

そして 自然な肌色を失う のです。

疲れた時に顔がくすむのは血行が悪くなるからだけでしょうか？

そんなことを考えながら、 疲れた時やストレスいっぱいの夜は、ゆっくり丁寧に洗顔してみましょう。

お肌がリセットされて自然な肌色に戻ります。

★肌色戻しの毛穴洗顔に最適★
毛穴に隠れ皮脂がたまらないようにする軽めの洗顔。

混合肌のスキンケア 毛穴の隠れ皮脂（2）

毎日している洗顔にもプロとアマの違いがあるとすれば、

プロは毛穴を洗います

肌の表面は見えますが毛穴の中は見えません。
腕のよいエステティシャンなら、見えないところまで様々な工夫をして洗ってくれるはず。

普通の人は、見えない所まで、洗（え）わない。
洗（え）わないから、皮脂やそれに付着するいろんなものが溜まり、
知らず知らずのうちに肌トラブルに悩まされる。

というワケです。

そういった 隠れた皮脂はやがて 角栓 になります。
隠れた皮脂が詰まると、ニキビや吹出物 になります。

どちらも、ある程度の時間が経ってから起きますが、
そうなる （もっと） 以前から、隠れ皮脂が増え始めた兆候としていくつかのトラブルを引き起こします。

たとえば、皮脂過剰に思えるような てかり、ベタつき・汚れ、化粧崩れ などです。

頭皮でも、ベタつき や ニオイ が気になる時は隠れ皮脂が増えている証拠です。

隠れ皮脂 の量	毛穴（肌）の状態	起きやすい肌トラブル	隠れ乾燥肌 （インナードライ）
ゼロ	正常	自然な肌色の 柔らかい肌	ない
少ない	肌の色が悪くなる	透明感がない､くすみ	乾燥が進み始める （初期乾燥）
↑	毛穴の袋の 容積が小さくなる	てかり､ベタつき 化粧崩れ､毛穴汚れ	乾燥が進む
↓	毛穴が硬くなる	キメ乱れ､毛穴目立ち ゴワゴワ､角栓	乾燥が気になる （部分乾燥）
多い	毛穴が詰まる	大人にきび、吹出物	肌が荒れる （ことがある）

（続く、ゼロポジション）

混合肌のスキンケア 毛穴の隠れ皮脂（1）

お肌のトラブルの話を聞き、 その理由を考えていますと、毛穴のことに行き着くことが多いです。

混合肌という人は、20代以上の女性の半数（約50％）を占めますが、

気になるのは、その中でも 『お手入れに困っている人』が半分近くもいるということです。

混合肌は多数派ですので、30代～40代のノーマル肌というイメージがありますが、

どうやら、そうでもない･･･

それに、そういう女性が増えている感じがします。

そこで、肌からではなく、毛穴からスキンケアを考えてみることにしました。

今回はその１回目。

肌の表面からは見えない、隠れた皮脂が様々なイタズラをすると考えています。 （続、ゼロポジション）

毛穴がキレイに通っていると	隠れ皮脂があると

肌タイプ（6） 乾燥肌 乾燥冷えの原因

肌の乾燥と冷え。
5000人のデータでは、非常に強い関係（統計的に意味のある非常に強い関係）が認められます。
しかし現代、そのことについて気がついている（気にしている）人が少ないのが実情です。
なぜでしょうか？
それは、例えば「混合肌」という言葉に対するちょっとした誤解（シリーズ（2）混合肌の正体）にヒントがありそうです。
顔のこともそうですが、顔だけでなく頭皮を含むカラダ全体で考えたときに、乾燥している部分が自分が考えている以上に大きいこと、進んでいることにあまり注意が払われてこなかったことに原因があると思います。
肌の乾燥は加齢ととも広がり冷えの感覚も強まる。
それは美の大敵・・・おそらく太古の昔より美しさを維持するというテーマの中で最大の難問であったことでしょう。
クレオパトラや楊貴妃のような人々はそのことをわかっていたのではないでしょうか。

まず冷えの説明をします。2つの図をご覧ください。
上が健康でノーマルな状態（ ）、
下が冷えている状態（ ）です。
からだは内部で熱をつくって、外に熱を逃すという放熱構造になっています。
内部でつくられた熱と外に逃がされる熱のバランスがとれるところが、36℃くらい（平熱）です。
熱は血液によって身体のすべての部分に伝えられます。その通り道が身体表面近くにある毛細血管です。

毛細血管はコタツやストーブのヒーターと考えるとわかりやすいですね。
ヒーターからの熱が不足すると、外に逃げる熱が相対的に大きくなるため、身体は冷えます（循環冷え）。
ヒーターからの熱が適度だと、外に熱が逃げてもヒーターから熱が十分に供給されるので冷えません。

次に乾燥した肌について説明します。

肌の細胞は、基底層から角質層に向かって老化（角質化）してゆきます。
このサイクルを繰り返すのが肌の新陳代謝。
赤ちゃん細胞が毛細血管からもらうものは、適度な栄養（エネルギー）と熱。
寒いベッドで育った赤ちゃん細胞は発育が不十分なままオトナになりますから早く老化してしまいます。
早く老化すると普通（正常）よりも早く角質化して、早くアカになって落ちてしまいます。
本来肌の表面にあって、肌の水分が逃げるのを防ぐ角質が無いまたは薄い状態では肌本来が持つバリアの力が弱く、つまり、保水力が不十分です。
これが肌が乾燥している状態です。
保水力が弱いため、皮膚の水分、それにお風呂に入って外から吸収した水分も、どんどん蒸発してゆきます。
水は蒸発するときに気化熱として身体から熱を奪ってゆきますから冷えるということになります。
また毛細血管がコタツのヒーターとすると、肌はフトンのようなものです。
フトンが薄かったりスカスカだとコタツの中は暖まらないように、乾燥肌の状態では熱が逃げやすく身体は暖まりにくくなります（外気温の影響を受けやすくなります）

冷えには他の理由もありますが、「乾燥と関係した冷え」については、ここで説明したような肌の保水力＝保温力の低下から起こるものと考えています。
冷えが乾燥を呼び、乾燥が冷えを呼ぶという「つながり」、お判りいただけたでしょうか？（ゼロポジション）