肌質４分類のドライ＆オイリー肌。
４ゾーン分類では右上のゾーンにポジションされます。
その名の通り、ドライ（乾燥）もオイリー（脂性）も強い肌です。
当然、お肌のトラブル感は、他の３タイプと比較してもトップクラス。
できることならば、避けたい肌状態ですので、
１）このゾーンに近づかないように肌質を維持すること
２）このゾーンにいる人は、できるだけこのゾーンから離れることがスキンケアのテーマとなります。
ドライもオイリーも同じ程度に進んでいるとしたら・・・
そういう場合、女性はオイリーの方には注意を払いますが、ドライのことを考えなくなる傾向（法則）があります。
テカリや脂浮きが出た時がその好例。テカリ・脂うきは初期乾燥の兆候なのです。
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先日、ヘッドスパに行ってきました。
ヘッドスパとは頭皮のエステのようなもので、シャンプーでは落としきれない余分な頭皮の皮脂を、気持ち良く落とすというもの。
その際に使用するのが、スカルプ・クレンジングです。
乾いた頭皮に直接クレンジングを塗布し、マッサージをしてもらいます。
プロにしてもらうということもあり、かなり気持ちの良いものです。
【スカルプ・クレンジングって？】
その際、使用していたスカルプ・クレンジングについて調べてみました。
髪の毛ではなく、頭皮をケアしてあげようという目的のアイテムです。
頭皮をケアする考え方は、以前から美容院ではありましたが、
最近ではエステでもヘッドスパをするようになり、それに応じて市販品も販売され始めました。
ただ、まだ認知度は低く、日常使いにはなっていません。
【アイテムの種類】
スカルプ・クレンジングといっても、色々と種類があります。
ジェルタイプ、リキッドタイプ、オイルタイプなどさまざま。
またシャンプー使いで、髪と頭皮の汚れを一度に落とすものなども、既に販売されています。
汚れの落ちる程度、泡立ちの有無のほか、
シャンプーの前後に使用するのか、乾いた髪に使用するのか等、使い方もさまざまです。
全体的にみてみると、毎日使用というよりは、週に１度や２度のスペシャルケアとしての提案が多いようです。
【アイテムの目的】
ただし、どの商品にも共通しているのは、皮脂の汚れを浮かせて洗い流すということ。
もうひとつ、マッサージをすることです。（この点がメイク・クレンジングとは違います）
マッサージをすることにより、血行が良くなり汚れもさらに浮きやすくなります。
あわせて頭皮を刺激し、発毛を促す効果も期待できます。
シャンプーでは落としきれない頭皮の汚れを落とし、
発毛しやすく、美しい髪のまま育ちやすい環境づくりをするのがスカルプ・クレンジングということになります。
最近では、ジェルやワックスなど、油分の多い整髪料を使用する男性なども多くなってきており、
落としきれない整髪料を髪や頭皮に付けたままで、発毛には良くない環境になっているのは間違いありません。
男女問わず頭皮ケアは必要になってきているのではないでしょうか。
顔のように目で確認しずらいので、なかなか気付きにくいかもしれないですが、
頭皮は男女を問わず皮脂や油分が多く、毛穴に汚れが溜まりやすいようです。
お化粧した顔にクレンジングをするように、セットした髪の毛にもクレンジングが必要な時代になりました。
次回は、スカルプ・クレンジングを実際に使ってみての感触、評価方法（目利き方法）について。
（スキンケア・アドバイザー のりちゃん）
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キラリ式分類のオイリー肌は脂性肌のこと。
４ゾーン分類では右下のゾーンにポジションされます。
オイリー肌の人ほど乾燥に気をつけて（図では上に向かわないように）、
ノーマルゾーン（左下）の方向に向けることがスキンケアの目的になります。
（誰でも例外なく、年齢とともに肌の乾燥が進み始めます）
オイリー肌の人の悩みであるテカリ・脂うき・ベタつき、そしてベタツキ。
これらは本当はお肌の水分不足の兆候なのですが（図では上の方に向かう）、
ご本人はより脂性が進んだと逆方向に考えてしまいます。
その結果、かえって肌の状態を悪化させて、トラブルになっている女性がいます。
実はこれ、【かくれ乾燥肌】のひとつのパターン。
特にオイリー肌の人は、自分が脂性と思い込んでいるので、肌の乾燥が進むなんて、
夢にも思っていません。
しかし、こういったことは自分の今の肌ポジションがわかるようになれば防ぐことができます。
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肌質４分類のドライ肌は乾燥肌のこと。
４ゾーン分類では左上のゾーンにポジションする人がドライ肌です。
ノーマルゾーン（左下）の方向に向かうことがスキンケアの目的になります。
しかし、本当はお肌の水分不足の兆候であるテカリ・脂うき・ベタつきを、皮脂トラブルと考えて、かえって乾燥を進めてしまう逆効果のスキンケアをしてしまう女性がかなりいます。
これも、かくれ乾燥肌のひとつのパターンですが、日ごろ乾燥肌を自覚している女性でさえ、肌の乾燥を見落とすことがあります。
こういった失敗は自分の現在の肌ポジションがわかっていれば防ぐことができます。
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女性にとっての妙薬といわれています 当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）について。
「当帰芍薬散」は多くの漢方の大家が諸病に広く用いてきた処方です。
もともとは妊娠中の腹痛、ご婦人の腹痛（月経痛）に組み立てられた処方ですが、今や冷え性や貧血に用いられている事が多いようです。
「当帰」は温薬で、手足をはじめ身体の血行を良くし、
腹部骨盤内に充血させることにより血行をさかんにして腹中を温め子宮筋のけいれんをストップします。
「芍薬」は平滑筋に対して鎮痙作用があり、腹痛に用いられます。
しかし本来は寒薬であるため冷えのあるものには今ひとつ。
そこで「当帰」や「川芎」といった温剤を合わせることになります。
「川芎」も血行を良くしてお腹を温めますが、子宮へは「当帰」とは相反して弛緩するところを収縮させるので、子宮からの出血（弛緩性のもの）に用いられています。
※「川芎」はお腹から上部を温めて脳の血行を良くするので頭痛にも用いられますね。
従って漢方処方では、「当帰」「川芎」「芍薬」の組み立てが多く用いられるのです。
例えば、この３つの組み立てに「地黄」を加えると四物湯になります。
「朮（じゅつ）」「茯苓（ぶくりょう）」「沢瀉（たくしゃ）」を加味したものが「当帰芍薬散」。
「朮（じゅつ）」と「黄ごん」を加味したものが「当帰散」。（松田昇 東洋医学研究家 薬剤師）
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