前回からの続き・・・
「かくれ乾燥肌」の典型的なパターンのAさんとBさんに提案したのが、皮脂を取り除くことに一生懸命にならず、保湿しながら皮脂をコントロールするスキンケア。
キラリ発見はノースポンサーで運営していますので、特に目新しい成分や商品を取り上げて、これを使ってください式の提案はしません。
また、美容の統計学は、肌と健康の関係性を考えていますから、提案内容はスキンケアに限りません。これらのことを前提にお読みください。
【保湿しながら皮脂をコントロールするスキンケアのポイント】
1、まずは、テカリや吹出物(大人ニキビ)のある人は、自分の肌が乾燥に傾いていると自覚する (ティーンニキビ(脂性肌)とは対策が違ってきます)
2、余分な皮脂は取り除けばよいが、取り切るために構いすぎるのはゼッタイ避ける
3、そのためにも、余分な皮脂だけを取り除きやすいように肌(の体制)を整える
4、不規則な生活やストレスは皮脂トラブルを増加させるという意識を持つ
1→2→3→4の順に、スキンケア提案⇒生活習慣を含めた提案になっています。中でも、キラリ発見が一番難しいと感じるのが「1」。
そりゃそうですよね。「あなたの肌は、ご自分で考えている以上に乾燥している」と言われて気分の良い人はいませんから。
そんな理由で、納得できない人もいると思いますが、そんな方も含めて、秋の夜長にピッタリの、ホットパックやスチーマーを使ったあたためケアをオススメします。(混合肌暦3年以上。肌の調子が変わりやすい。という人は一度お試しください!)
気持ち良いのはもちろんですが、翌朝のお肌の感じが良く、化粧ノリが明らかによいと感じた方は、肌が潤いを求めていた、つまり、それだけ肌が乾燥に傾いていた証になります。
そうすれば、テカリやベタツキ、吹出物などの皮脂トラブルは肌の脂性が原因ではないこと、保湿ケアをして肌の状態(環境)を整えてやればそういったトラブルが減ってゆくこと、を実感できると思います。
次回(9月26日)は、ホットパックやスチーマーを使ったケアについて紹介します。(ゼロポジション)
※美容の統計学
5000人の女性のデータから生まれました。
100人の女性がいたら、そのうち約70人以上に当てはまる肌や健康の傾向があります。そのような傾向から肌と健康についての悩みやトラブルを解消する方法を探そうとしています。「かくれ乾燥肌」の発見と報告はそのひとつです。