8月31日は「野菜の日」。
暑さ厳しい日にも食欲を増進させてくれるゴーヤの苦み。
今回はそんなゴーヤについて。
<ゴーヤでエコロジー>
最近、市場にもすっかり出回っているゴーヤ、私、実は家庭菜園でゴーヤも植えているんです。家から一番近い所、家のすぐ脇にゴーヤの棚を作っています。1本のツルに沢山の葉をしげらせて、元気にどんどん伸びて広がっていくゴーヤの棚。ちょうどおうちの軒がわりになっています。ゴーヤの葉の陰になっておうちも少し涼しくなります。エコな植物ですね。
<栄養面ではどうでしょう?>
ゴーヤはレモンやキャベツの何倍ものビタミンCを含んでいます。しかも、熱を加えてもゴーヤのビタミンCは壊れにくいので嬉しいかぎりです。また、ビタミンB1も豊富に含まれています。ちなみにゴーヤの苦みはモモルデシンというもので、食欲を増進させる作用があります。
<どのようなものを選ぶといいのでしょう?>
どのようなものを選ぶと栄養価が高いのでしょうか?新鮮なゴーヤは色が濃く鮮やかで、表面のイボイボが固く細かく密なものがよいでしょう。
<苦いのは苦手な人は>
上に述べたような緑の濃いゴーヤは苦みも強いことが多いのです。では、苦いのが苦手な人はどのように調理すればよいのでしょうか?中の白いワタが苦いのでこれをスプーンやペティナイフできれいに取り除きましょう。そして、なるべく薄く切って塩揉みします。ちなみに私は生でゴーヤを食べるときは塩揉みした後、充分な水でゴーヤを濯ぎます。え、生で食べるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴーヤとお豆腐に、ごま油、醤油、穀物酢、ゴマでソースを作ってかけて食べると、冷たくて暑い夏でも喉を通ります。
さて次回はとっておきレシピを紹介いたします。(HANADANGO)