秋から冬にかけては、乾燥にそなえ、身体を潤してゆく必要があります。
これから寒くなる季節に向けて、薬膳の考え方から身体の暖まるお鍋を少しご紹介しましょう。
■身体を潤すには牡蠣の鍋
栄養豊富な牛乳をベ-スに、ちんげん菜やしょうがを加えた飛鳥(あすか)風鍋はいかがでしょうか。
不眠の改善、不安感を緩和します。(セロトニン効果)
さらに乾燥を防ぐお豆腐(大豆類)や秋の幸・くるみ、ぎんなん、
そしてあさりやしじみ、あとはほうれん草、しろきくらげ・・・などなど
お好みに応じてトッピングしてください。
■冷えをとる効果のあるシャケの切り身メインのキムチ鍋
これからは冷え症の人にはつらい季節。
お野菜は春菊、ねぎなど。
春菊の香り、ねぎの辛味で血行をよくし、貧血にもよいしじみやあさりをほうり込めば完璧!
これからの寒い季節に向けて、冷え症の人に最適です。
・・・おまけにもうひとつ、体を温め抗酸化力を強化するβカロチン、
それにビタミンCやビタミンEがリッチなかぼちゃも加われば最高です。
■スチーム効果
鍋にはもうひとつ、美容効果があります。
皆さん、給食のおばちゃんの肌がキレイって話、聞いたことありますか。
お相撲さん、酒づくりの杜氏(とうじ)、塩工場の従業員さん・・・共通しているのは何でしょうか?
そうです!蒸気、スチームなんですね。
スチームに包まれますと、身体があったかくなって循環がよくなり、
開いた毛穴を通してダイレクトにお肌に良い効果があります。
お化粧を落として鍋をつつくのも薬膳です。
(薬剤師 東洋医学研究家 松田昇)
鍋をとりあげるにあたり、2つほど・・・
先日クィックアンケートで、どのお鍋が一番好きですか?というのをしましたが、回答項目のひとつに 『チゲ(キムチ)鍋』 としており、間違いでしたm(_ _)m
ハングル語では、チゲは鍋の意味です。チゲ鍋では『鍋鍋』になります。正しくは『キムチチゲ→キムチ鍋』です。と、ソムリエおじさんからご指摘いただきました。
感謝!感謝!\(^○^)/
ソムリエおじさんに、鍋に合うワインってないんですか?と聞いたところ、
『ワインは本来水っぽい料理には合わないんですよ。』
と(優しく?)返事をいただきました。
ボジョレー・ヌーボーは長年置いておけばさらに美味くなる(値打ちが上がる)と思い込み、2003年タイガース優勝記念ボジョレー(5000本限定!)を年に1回楽しんでいた(いる)レベルの私ですから、和飲楽を読み、さらに修行したいと思います。
投稿情報: I am P | 2006/10/26 09:04
お鍋はカラダも温まるし
不足しがちなお野菜が沢山食べられるしで
魅力満載!
中でもお鍋が終わった後の
『雑炊』や『おじや』がたまりません( ̄ー ̄)V
投稿情報: かきょう | 2006/10/26 08:33
牛乳やキムチのお鍋、いいですね!
これから鍋の季節ですね。
春菊(きく菜)も収穫されている時期、ギンナンも鈴なり!!
あんこう鍋も、好きです。
投稿情報: かっこちゃん | 2006/10/26 07:02