ユズ、スダチ、カボスの使い方を料理経験豊富なベテラン主婦に聞いて、気がついたのは、
■スダチは果実だけ使う人が多く、
■ユズは皮を使い、果実は捨ててしまう人が多いということ。
スダチは果汁を搾って使ううちに皮が自然と傷んでくるのが主な理由です。
ユズの皮はとにかく思いつきで何にでも使えるので、皮を削いで冷凍しておくと便利ですね。特に旬の冬は茶碗蒸し、お吸い物などにちょっと添えるだけでおもてなし料理にもなります。
カボスはサラダにマヨネーズをかけた上から果汁を搾ってかけたら、なかなか美味しいドレッシングに変身しました。
さわやかな酸味と香りがあり、ビタミンCもミカンより豊富で、疲労回復効果もあると言われています。
昔は、食用としてより薬用として栽培されていた時期もあったほど。
大分県のカボス栽培農家では味噌汁や焼き魚、漬物など何にでも果汁を搾ってかけて常食することで、風邪をひかないそうです。
スダチもカボスと同じように何にでもかけて使えます。
焼き魚・刺身・魚介類のマリネ、天ぷらのつけ汁、鍋物のポン酢しょう油などなどご家庭で皆さんよく使われるようですが、皮もすりおろすと鍋物の薬味や、ソーメンの薬味にもなります。
風邪の予防の常備薬感覚で使うことで、料理の世界が広がりそう。
ひとつだけユズの上手な使い方を教えますね。
ユズ(皮)一切れを空のお椀の底に置いてから、お味噌汁やお吸い物をそ~っとかぶせるように入れてあげてください。
飲み終わる頃にユズの香りがしてきて、最後にキュッっと酸味と強い香りでお口直しができます。赤だしのお味噌汁にはよく合います。この方法は茶碗蒸しにも使えます。
「ユズは全然使わないなぁ」と言う友人(30代の若い主婦)が一人いましたが、冬至には果実を5、6個買ってきてお風呂に放り込んでユズ風呂に入るとのこと。
「後で食べたら言いやん!」って言うと、「無理無理お風呂に入れたらぶよぶよになるもん」って言われてしまいました。
結構高いので、是非、(試)食してほしいものですね~(*^O^*)(HANDANGO)
ユズの皮は細い千切りにしてサラダや酢の物などのトッピングにしてもおいしいですね。
確かに果肉は家庭では、あまり使わないですね。私は高知へ行った時、必ずユズとハチミツのドリンクを飲みます。あれは、果肉を利用しているんでしょうね。
投稿情報: あゆみ | 2006/11/11 08:56