カット白菜の見分けのポイントです。
☆中心部分が盛り上がっていないもの
☆切り口が新鮮でみずみずしいもの(乾燥してないもの)
☆葉と葉がぎっしり詰まってる(すき間がない)もの
☆断面が全体的に白いものよりも黄色いものの方が甘みがある
☆中心部が1/3位の高さで、切り口の断面が平らなもの
実は、ハクサイはカットしていても中心部分は成長を続けるので、盛り上がっているものは日にちが経って新鮮でない証拠。
植物には成長細胞が集まっている成長点があって、そこから成長してゆきますが、ハクサイの場合は、芯の部分に成長点があります。
エフさんの店頭で切り売りされていたハクサイ。写真のように芯の部分がカットされていますが、これは店頭に置いたハクサイの成長を止め、食卓にあがるまで新鮮さを保ち、旨みをギュッと閉じ込めておくための、奥のふか~い工夫だったんですね。
【自宅でハクサイを長持ちさせる保存の仕方】
☆丸ごと新聞紙(2、3枚重ねる)にくるんで立てて保存(湿度が多いといたみやすいので、新聞紙が湿ってきたらその都度交換する)
☆暖かい季節は、更にポリ袋に入れて冷蔵庫で保存
☆冬場は新聞紙に包んだだけの状態で、日の当たらない冷暗所で保存
☆芯の部分に切れ目を入れると成長が止まるので、さらに長持ちする(切れ目の入れ方は写真を参考にしてくださいね)
☆使い残りはラップに包んで冷蔵庫で保存
タテに成長するお野菜はタテて保存する、という基本ルールがあります。
例えばハクサイの場合、重力に逆らって、上に向かって成長しようとします。
つまり畑に生えていた時と同じ状態=立てた状態で保存するのが長持ちさせるコツなんですね。(さすがエフさん!店頭置きのハクサイ。立てておいてあります。)
横に寝かせて置いておくと、上(タテ)に向かって成長しようとするハクサイの細胞にヨコからの重み=ストレスをあたえ、傷みやすくなってしまいます。
このルールは、これから何度も出てきますので、覚えておいてくださいね。(HANADANGO)
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