インド・ヒマラヤ山ろく原産のレモン。
世界的にポピュラーで、アメリカとイタリアが2大産地。日本の市場に出回っているのはほとんどがアメリカ産だそうです。
旬は特になく、一年をとおして需要・供給があります。
日本には明治時代に広島に伝わって以来、一部の農家で栽培され、国内では広島、愛媛、熊本が代表的な産地です。
ご存知のとおり、輸入物は「ポストハーベスト」、特に発がん性が指摘される防腐剤、ワックス剤の問題があるため、最近は国産ものも徐々に増えています。
レモンティや果汁飲料に、料理ではフライの付け合せ、魚の臭みとり・・・と、いろんな用途がありますが、皆さんはどのように利用していますか?
疲労回復(クエン酸)、美容や免疫UP(ビタミンC)によいのはご存知のとおり。
しゃれた小料理屋さんなんかではおしぼりと一緒に一切れのレモンを出してくれます。手を拭くときにレモン汁を少しだけ使うと、汚れがよく落ち、プラス香りもよくなって、手がスッキリします。これは果汁に含まれるリモネンなどが脂汚れを分解してくれる効果です。
先月まで野菜ソムリエの講座に通っていましたが、そこで知り合ったのが和歌山県の観音山フルーツガーデンの児玉さん(息子さん)。
ご縁で農家直送、新鮮レモン(その名も観音山レモン!!)を届けていただきました。
観音山レモンは、収穫前の2ヶ月間は農薬を使わず、防腐剤やワックス処理も一切しません。平成9年に天皇陛下が行幸され、和歌山市内のホテルで宿泊された折に献上され、実際に口にされたという伝説のレモン。
缶チューハイのコマーシャル撮影にも使われたことがある自信作とのこと。(自然食品店の無農薬ものによく見られるシミがありません!!)
観音山さんのHPもありますのでご覧くださいね。(携帯では表示できないこともあります)
これからだんだん暑くなり、梅雨を迎えます。こんな時期はレモンを上手に取り入れて身体とココロのバテ対策に利用したいもの。
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