シナノキ科。高い栄養価は、野菜の王様と言われます。
エジプトを中心とした中近東、アフリカ北部が原産。
エジプトでは古代から栄養価の高い野菜として普及し、今でも家庭料理には欠かせない貴重な食材。
日本ではハウス栽培ものが4月から10月頃出回りますが、7月から9月が旬の夏野菜(*^ー゜)v
野菜の中でも最高水準の栄養価ですね。(`o^v)
◆カルシウムは野菜の中でも最高の含有量(100mgあたり) 約300mgでホウレン草の6倍
◆カロテンは100グラム中10,000μgと抜群の含有量(上に同じ)! ニンジンは7,700μg、ホウレン草は4,200μg
◆ビタミンB類が豊富
◆ヌルヌル食材(葉は刻むとヌメリが出ます)
ムチンやマンナンが含まれる
このような高い栄養価は、健康と美容に効果があるとされ、古代エジプト王家で珍重されました。モロヘイヤはエジプト語で「王家の野菜」を意味します。
クレオパトラもたくさん食べたのでしょうね。
食用にするのは若葉。
細かく刻んだり、包丁の背でたたくと、オクラのようなネバリが出てきます。
栄養価の高い野菜にありがちなクセがほとんどないので、生のままでもおいしく食べることができます。ただし、ホウレン草と同じで、シュウ酸が多いので、さっと湯で水にさらしてから調理した方がカラダにはよいでしょう。
生のまま天ぷらにしたり、下ゆでしてから、和え物や煮物、スープなどにも。
次回、親せきに教えてもらった、モロヘイヤちぢみの作り方をご紹介しますのでお楽しみに♪(HANADANGO)
※写真は、親せきの家庭菜園で収穫直後のモロヘイヤ
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