日本施設園芸協会が行った調査(※)によると、地域特産野菜の生産量が全般に減少傾向にあるようです。
※平成18年産の野菜収穫量調査、農水省の調査対象品目以外も含む53品目が対象
伝統的な風習とともに、郷土料理が衰退しているのが原因のようです。
地域特産野菜が最盛期を誇っていた昭和50年代に比べると、アサツキ、ウド、カイワレ、ダイコン、シロウリ、ラッキョウ、タケノコなどが減少しています。
アサツキは約7分の1、シロウリは約10分の1に激減。
その一方、食生活の洋風化とともに生産量が増加している品目もあります。
スナップエンドウ、パプリカ、ミズナ、菜の花、ゴーヤー、ズッキーニ、ミニカボチャなど。
和風の色合いが濃いミズナや菜の花、ゴーヤーなども含まれていますね。
ゴーヤーは数年前からの沖縄ブームに乗って人気が上昇し続け、今では全国区で消費されるまでに。
ミズナも、京野菜人気に伴って全国的に栽培されるようになり、今では伝統産地である京都を上回るほどです。(o^-')b (HANAよりDANGO)
写真上、生産量が減っている野菜・・・(左から)ワケギ、葉ショウガ
写真下、生産量が増えている野菜・・・(左から)ゴーヤー、ミニカボチャ(写真は坊ちゃん南瓜)、ミズナ、パプリカ
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