タンパク質や脂質が豊富で、動物性食品の代用にもなることから、「畑の肉」の異名を持つ大豆は貯蔵性も優れており穀類やイモ類とともに昔から重宝されてきました。
豆腐やミソ、しょう油、納豆、油揚げ・・・など様々な食品に加工されているので、毎日のように口にしている大豆。
大豆そのものは消化吸収が悪いので、消化をよくするためにいろんな食品に加工されています(v'ー^)v☆
種皮の色によって黒大豆、青大豆、黄大豆に分けられます。
一般に大豆と呼ばれているのは黄大豆のこと。
煎った大豆を粉砕したものが黄な粉(きなこ)ですが、黄大豆から加工されます。
青大豆から加工される粉は、その色から”うぐいすきなこ”と呼ばれています。
丹波黒大豆の産地として有名な丹波笹山は盆地。
昼夜の気温差、高い湿度、栄養分の豊富な土壌が、おいしい黒大豆をはぐくみます。
産地の人によると、同じ盆地の京都南部(直線距離にして約50km)の天気予報を見ることが多いとか(*゜ー゜*)ν
おせちに欠かせない黒豆。
お正月用として出回る黒大豆は12月に一斉に収穫されたもの。
それよりも早く10月半ば~下旬に早採りしたのものが黒大豆の枝豆(^-^)g"
普通の枝豆よりも一回り大きくてコクがあり、枝豆ファンには人気ですね♪
20年程前まで、田んぼのあぜなどに農家の”まかない用”として栽培されていたもの(あぜ物と言うそうです。)が、生産者をはじめ地元の人々の努力によって全国ブランドに発展しました。
新年の次回(1月7日)は、NPO法人みらいさんからいただいた珍しいものを紹介します。
これまでのところ一部地元だけで流通している珍しい小粒な黒大豆。
エゴマの栽培をサポートをしてくださった岸本さんの畑で、今年初めて収穫されました。
もしかしたら、未来(みらい)の特産品になるかも(^。^)/
岸本さんやみらいスタッフの一押し・・・ミニ(ちび)黒大豆(←勝手に命名)を使ったお赤飯を紹介します。
新年早々、またまたプレゼント(おすそ分け)あるかも。お楽しみに!
※比較写真上・・・左上から時計回りに黒大豆、青大豆、黄大豆
※比較写真下・・・上が普通の黒大豆、下がミニ(ちび)黒大豆
今年一年、無事書き続けることができました。来年もよろしくお願いします。
それでは皆様、よいお年を!(HANADANGO)
【特定非営利活動(NPO)法人みらいのご紹介】
丹波篠山地域を中心に、障害者地域活動センターを運営しています。
理事を中心に障害を持つ利用者、職員、ボランティアの40名が、地域社会の一員として支えあい、障害を持つ人の自立と、安心して暮らせる社会の実現を目指して頑張っています。喫茶店Cafeぴーち、請負内職作業、高齢者配食サービスの受託、丹波黒大豆の栽培(農作業)などをしています。