旬の食材@ZELoのブログ

北海道野菜 道内流通限定の４品

７月～お盆までの北海道は、食べ物の端境期と言われます。
５～６月の春の味覚、９月の秋の味覚に挟まれて、地元の人でも、さぁてねー？と、少し考えてしまう季節なんですね。
そんな７月、北海道に行った時のこと。
札幌の生鮮市場を巡り、地元流通限定という条件付きで、夏の北海道でおいしい野菜を買ってきてくれました。
市場のお兄さんオススメの野菜４品です。
写真左から、山わさび、ささぎ、ピュアホワイト（ホワイトコーン）、花にら。

【山わさび】
本わさびが沢などで取れるのに対し、山わさびは土の中で栽培され、比較的乾燥している。本わさびは緑色なのに対して、山わさびは白色で香りもダイコンに近い。
そば、納豆の薬味、刺身、あつあつごはん、お茶漬けなど
※地元の人はあったかごはんに醤油を少しかけて食べるそう。お好みでかつお節などと混ぜて使う。

【ささぎ】
インゲン豆をさらに長くした形で、味も似ている。インゲン同様、煮ても、ゆでても、焼いても良い。どんな料理にも合う便利な野菜。



【ピュアホワイト（ホワイトコーン）】　8月15日号
糖度１７から１８度と甘味がきわめて強い。粒の皮がやわらかくシャリシャリしている点が特徴。新鮮サラダのように生でも食べられる。
北海道でも生産している農家はわずかで希少価値が高い。２～３年前から市場に出ている。 栽培は難しく、他の品種と数１００ｍ以上の間隔をあけ、黄色い品種との交配を避けなければならず、風向きにも細心の注意を払う必要がある。生。ゆで。焼き。スープなどに入れて食べるのが一般的。

【花にら】
茎が伸びて先端につぼみがついているのが特徴（つぼみも食べられる）。通常のニラに比べて、臭みが少なく、歯ごたえがよく炒め物に向いている。
主な料理⇒炒め物、おひたし、和え物、汁物
※観葉植物にも花にらという同じ名前の植物があるが、そちらは毒があり食べられないので注意

キュウリ きゅうり

本日はキュウリ。
その前に・・・皆さん、キュウリとナスとレモン、共通しているのは何？
答えは、この記事の一番最後で！！

知り合いの家庭菜園で収穫された大きな大きなキュウリをいただきました(*゜ー゜*)ν
（写真、大きい方がそのキュウリ）
色ツヤがよく、イボもピンとしてオイシソウ(⌒o⌒)v

今では通年で出まわり、果菜類の中では消費量がトップ(`o^v)
日本で出回っているほとんどが、細長い白いぼキュウリと言われるもの。
他には、
●中国北部や中部で栽培されていた品種でイボやシワの多い四葉（スーヨー）
●未熟な果実を若採りした、小ぶりのモロキュウリ
●石川県の特産で、でっぷりした形状の加賀キュウリ
●サンドイッチ向きのイボなしのフリーダム、など

太さが均一で、イボがピンと痛いくらいにとがっているものがオイシイと言われます。
近所のスーパーでは巨大キュウリが特売コーナーで売られていました。
奈良産の朝採り野菜と表示されていたのは、白いぼ系の珍しい品種、四葉（スーヨー）。実物を見たのは初めてでしたが、あまりの大きさにびっくり(≧∀’*)v
四葉ならではの歯切れの良さを生かして、たたきにして身を引き締め、和え物などにするとオイシイとか。
（HANADANGO）

答え：キュウリもナスもレモンもインド原産。
キュウリはヒマラヤ山ろく原産だそうです。
世界では実に４００種以上の品種があると言われています。
日本には１０世紀より昔、遣唐使によって仏教文化とともに伝来し、薬用として使われていたそうです。