京都の市文字屋與三郎さんに、約1週間で漬けられるおいしい梅干の漬け方を教えていただきました。(HANAよりDANGOも初挑戦♪)
ビニールパック(袋)を使うので、場所をとらず、台所にスペースのないお家でも気軽に漬けられます!
【材料】
梅・・・1kg
あら塩・・・100g~150g
焼酎(35度)・・・100cc(梅全体にわたる程度でOK)
厚手のビニール袋(チャックができ、水がこぼれないジップロックのようなものがベスト)
【作り方】
1、梅のヘタをつまようじで1個1個とる。
2、用意したビニール袋に梅を入れる。
3、次に塩を入れ、袋ごとやさしくもむ。(梅をつぶさないように、塩を梅全体になじませるのが目的)
4、焼酎を袋に入れ上下に軽く振ってなじませる。
↑これで初日は終わり。
5、翌日から3~4日、次の作業を繰りかえす。(下漬け。この間ビニール袋は開けない)
梅酢が上がって焼酎とまざり梅を包むまで1日数回、ビニール袋を上下に振る。
梅酢が出るごとに梅自体がやわらかくなっていくので、つぶさないように揉まず上下軽く振るだけ。
6、梅酢が出るようになったら、モレないように袋上部を輪ゴムでとめておく。
3~4日で、梅が梅酢に漬かるような状態になったら下漬け完了。(好みで揉み紫蘇を入れる。入れなくても自然色梅干も美味。)
↑これで下漬け完了。後は3日間の土用干し↓
7、翌朝から3日間、土用干しをします。1)~5)を繰り返す。
1)竹のザルなどに梅干を並べる。(ステンレスなどはさびるので×。干していると地面に梅酢が落ちるので、落ちてもよいようにビニールの上に新聞紙を引き、ブロックなどでザルを支えるなどの工夫をすること。)
2)夜、元の袋に返す。
3)朝、またザルに並べる。
4)夜、元の袋に返す。
5)朝またザルに並べ、夜完了。
8、3日干しで完成!
9、梅干しは梅干、紫蘇は紫蘇、梅酢は梅酢にして保管する。常温で保存できます。
<土用干しのポイント>
★土用干しの時期は夕立がよく降るので忙しい日は避けましょう。経験上15時になる前に片付けると雨に合わないで済みます。
★干している間に何度か裏返すと、裏表を完璧に干せます。
★梅は紀州の南高梅が梅干に最適!あと、黄色(赤色)で香りが出てから漬けるのがポイント!青い梅ほど漬け上がりの皮が固くなります。⇒1週間でつける梅干(2)に続く。(HANADANGO)
☆☆☆市文字屋與三郎 森本社長からのエール
「みなさん頑張ってつけてください。おいしくなぁれ!おいしくなぁれ!と、心を込めることがポイントです。」
市文字屋與三郎(京都、八百屋カフェ)
観音山フルーツガーデン(和歌山、こだわりのフルーツ)
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