旬の食材@ZELoのブログ

ブーケのような春野菜 花わさび

近所の八百屋さん。
たらの芽、ふきのとう、わらび、つくし、など春野菜が並ぶ中で
一番にすすめられたのは花わさび(o^―^o)v

「葉わさびはいつでも手に入るけど、花わさびだけは、今のこの時季しか手に入らないから貴重ですよ！」と一押し。
迷っている間に、後から来た女性が、「これ何？」と珍しそうに手に取り、レシピを聞くとさっさと買って帰りました。

料理屋さんも買いに来るそうですが、この季節を心待ちにして毎年買いに来る、年輩の女性ファンが多い春野菜。

八百屋さん一押しのレシピをご紹介します♪

【材料】
花わさび
だし汁（和風だし、砂糖、みりん、めんつゆ）
かつおぶし

【作り方】
１．花ワサビを生のまま２～３センチの長さに切り、粗塩をして、しんなりしたら水気を切る
２．だし汁を小鍋で沸騰させる
３．１をフタ付きのお椀や丼に入れ、だし汁をたっぷりかけたらすぐにフタをしてしばらく蒸らす
４．花わさびがだし汁になじんだら、かつおぶしをかけ、熱い内にいただきましょう♪

炊き立てのご飯に汁ごとかけながら食べてもＧＯＯＤ。
だし汁はちょっと甘めの方がオイシクいただけます。
花わさび独特の苦味に春を感じる一品です(v^-^v)♪　（HANAよりDANGO）

☆豆知識☆
わさびは意外にキャベツやハクサイ、ブロッコリーと同じアブラナ科。
そう言えば、花や蕾が似ています(*^-゜)v

ラディッシュ さくらんぼ大根

二十日（はつか）大根の一種。
フルーツのような外観の、カワイイ大根♪
通称、ラディッシュとして出回っています。
チェリーラディッシュ、赤丸ラディッシュ、さくらんぼ大根（福岡産）・・・など、産地オリジナルの商品名がつけられて市場に出回っています。

20日ほどで収穫されるところから二十日大根と呼ばれているのですが、
円筒形や楕円形、色も白一色のもの、上半分が赤で下半分は白いものなど、
品種によって形も色も違います。
いちばん一般的なのは、さくらんぼ大根のように小さな球状で、真っ赤なもの。

一年中出回りますが、10月から3月頃が旬。
栄養面でも、カリウムが可食部100ｇ中220ｇと豊富！
（ちなみに、トマト・・・210ｇ、青ピーマン・・・190ｇ）

お酢に浸けると赤色がより鮮やかになるので、甘酢漬けにしてもよいですね。
今回は、プレーンヨーグルト入りのマヨネーズでいただいてみました(o^-')b

【材料】
二十日大根・・・葉を切り、根の部分を酢水に少しさらし、水切りしておく
干しブドウ・・・細かく刻んでおく
マヨネーズ
プレンヨーグルト
塩

【作り方】
１．マヨネーズとプレンヨーグルトをほぼ同量ずつ混ぜ合わせておく
２．二十日大根の根の部分をスライスし、葉も細かく刻む
３．２に塩をして少し置き、しんなりとしたら水切りする
４．葉を皿に平らにもりつけ、上に根の部分を乗せ、１のヨーグルトマヨネーズをかける
５．４に細かく刻んだ干しブドウをトッピングしたら出来上がり♪

マヨネーズはちょっと重いな・・・と感じる時、ヨーグルトと合わせるだけで胃にもたれず後口もさわやか　(^-^)g"　（HANAよりDANGO）

島らっきょうのチャンプルー

ユリ科ネギ属、中国原産のらっきょう。
タマネギと同じく、地下の鱗茎（りん）茎が食用とされます。
本土のらっきょうが５月頃いっせいに市場に出始めるよりも少し前、
３月から４月頃に出回る小ぶりのらっきょうは、沖縄特産の島らっきょう。
沖縄では「ダッチョウ」とも♪

本土のらっきょうに比べて、細長い形。
食をそそる強い香りと、さわやかな辛味が特徴。
辛味とともに口の中に広がる独特のウマミはクセになる味わい(^_^)v

本土のらっきょうはカレーの薬味として使われる程度ですが、島らっきょうは、朝漬けや天ぷら、チャンプルー、バター炒め、キムチ和えなど家庭料理に頻繁に登場し、沖縄の人に欠かすことの出来ない野菜。

新鮮な島らっきょうが手に入ったので、豆腐や豚肉とチャンプルーにしてみました。
卵や胡麻油は使わず、仕上げもポン酢で、あっさりと仕上げてみました(v'ー^)v☆

ゴーヤチャンプルー、麩（ふ）チャンプルー、素麺チャンプルー・・・などなど、
沖縄料理でよくいうチャンプルーとは、沖縄の言葉で「ごちゃ混ぜ」とか「混ぜこぜ」の意。
「ちゃんぽん」と意味は同じ♪

【材料】
島らっきょう
豆腐（もし手に入れば島豆腐）・・・しっかり水切りし、手で適当な大きさにちぎっておく
豚肉こまぎれ（バラ肉でも）
えのきだけ・・・3等分くらいの長さに切っておく
中華だしのもと
塩・コショウ・しょう油
柚子コショウ粉末（一味唐辛子でも）
かつおぶし（沖縄料理は、かつおだしです！）
ポン酢

【作り方】
１．島らっきょうの根を切り、薄皮をむいて洗う
２．１の白い茎の部分を縦半分に切り、青い部分はみじん切りにし、粗塩をして20分ほど置く
３．２がしんなりしたら、軽く水気を切る
４．フライパンを強火で熱し、油を入れて豚肉を炒め、中華だしで味をつける
５．４に豆腐を加え、しっかりと焼き目をつけたら別の皿によけておく
６．同じフライパンで、島らっきょうの白い茎とエノキだけを強火でさっと炒め、豚肉と豆腐、最後に島らっきょうの青い部分を加え、塩・コショウ・しょう油少々で味を整える
７．６を器に盛り、柚子コショウをかけ、カツオ節をトッピング、食べる直前にポン酢をかけてどうぞ♪

沖縄料理の食材店では、店頭で時々塩漬けしたものを売っている店もありますが、
しんなりし過ぎてシャキシャキ感がなくなっていたりするので、面倒でも泥つきのまま買って、家で下ごしらえした方がオイシクいただけます。

少しずつ暖かくなり始めた季節。
ビールのお供におススメの一品(*^-゜)v（HANAよりDANGO）

いなかレモン 丸型レモン

キレイなオレンジ色の丸いレモンが佐賀から産直で届きました♪
その名は、いなかレモン！
見た目も可愛らしく、手触りもスベスベしてとっても気持ち良いので、食べるのがもったいほど。
しばらく食卓に飾っていると、さわやかな香りが心地よく広がって幸せな気分(^-^)g"

マスコミで紹介された直後から取材や問い合わせが殺到している噂のレモンは、大きなものは野球ボールサイズのものも！（こんなに大きくなるのはかなり珍しい！そうです）

佐賀県武雄市の農家の高倉さんという人が、生産過剰で暴落した温州ミカンの果樹園を活用しようと、ミカンの木にレモンの苗木を接ぎ木し、交配させたところ、可愛らしい丸型で果肉も果皮もオレンジ色、しかもレモンよりも甘いレモンが出来てたちまち話題に！

普通のレモンと食べ比べてみましたが、いなかレモンは皮ごとパクッと食べてしまってもレモン独特のえぐみが口に残らず、みかんの爽やかな甘みがほんのり残って後味もすっきり！(*>▽<*)！

オレンジとレモンの自然交配で生まれたメイヤーレモンという品種も丸みがかった形が特徴、6月から8月頃ニュージーランド産のものが出回ります。
普通のレモンに比べて苦味も少ないので、お菓子や飲料・料理など、広い用途に使われる人気の柑橘類。
佐賀のいなかレモンはこのメイヤーレモンによく似ているようです♪

丸いレモンであと一つ想い出すのが、１年ほど前話題になった広島産の「まんまるレモン」。
広島の農家で、捨ててしまうか、自宅で消費するしかなかった規格外の丸型レモンが、種が少なくて果汁が多いことに着目し、「まんまるレモン」としてブランド化したところ、規格品よりも高値で取引される程の人気に。

どうしても手に入れることが出来なかったので、私にとっては幻のレモン・・・（HANADANGO）
※比較写真･･･いなかレモン(真ん中のレモンは普通の国産レモン）
※断面写真・・・左がいなかレモン、右が普通の国産レモン