中央アジア原産の梨(なし)。
中国ナシ、西洋ナシ、日本ナシに大きく分けられます。
サクッとした歯ざわりが特徴の日本ナシに対し、西洋ナシは果肉が緻密で、まろやかな舌触りとうっとりするような香りが特徴。食物繊維も日本ナシより豊富なのだそうです。
日本ナシは固いうちに食べますが、西洋ナシは果肉の上部を指で軽く押してみて、柔らかくなってきたら食べごろ。桃のようなしっとりとした柔らかい食感で人気のラ・フランスは、文字通りフランスが原産。フランス生まれ山形育ちのこの品種は、現在数多く出回り、西洋ナシの代名詞になりました。
西洋ナシは9月頃から出始め、10月から11月頃が旬と言われます。
他の品種としては、ル・レクチエ(新潟)、ゼネラル・レクラーク(青森)、パス・クラサン(岡山)、バートレット、オーロラ、マルゲリット・マリーラ、バラード、シルバーベルなどが店頭に並びます。
百貨店で新潟産のル・レクチエをゲット。
収穫直後は緑色の果皮が熟すにつれパステルイエローになり、やまぶき色になってきたら食べごろ。
少し高級感ただようゼネラル・レクラークは黄緑色の果皮が濃い黄金色になったら食べごろ。高級な贈答品として人気の品種。
日本ナシはほとんど生食用ですが、西洋ナシは生食の他、シロップ煮やワイン煮にされたり、ジャムや缶詰め、リキュールに加工され、わたしたちの味覚を喜ばせてくれます(〃^o゜)(HANADANGO)
いただきもののラ・フランス(スーパーでは1個200円前後)
ル・レクチエ(新潟産)1個397円(百貨店で購入)
ゼネラル・レクラーク(青森産)2個498円(スーパーで購入)
※写真の手前左がラ・フランス、手前右がル・レクチエ、奥がゼネラル・レクラーク