「天ぷらにおススメの魚ありますか?」
「でしたら、これが一番おススメですね!」
鮮魚売場で店員さんが即ススメてきたのは、見るからにオイシソウな小魚。
ワカサギ?と思ったら、アユの稚魚(*゜ー゜*)ν
「唐揚げにしたらオイシイですよ!もちろん天ぷらでも!
ワカサギより珍しいでしょ?
次に来られてもあるかどうか分からないから、今日、本当におススメ!」
ついノセられて、2パックも購入 ☆~(^-゜)v
アユは秋に川でふ化し、海に下ります。
稚魚は、冬の間は河口近くの海で暮し、春には再び川を上って成長します。
海にいる間はプランクトンを食べ、川に上る頃には歯が急速に発達し、岩のコケを削り取って食べるようになるそうです。
夏になると、沢山コケが生えている岩を中心に縄張りを作り、他のアユが近づくと、オスであろうとメスであろうと追い払い、自分のテリトリーを守ります。
秋に産卵を終え、短い1年の命を終えます。
アユの縄張りの習性を利用して、おとりのアユに針をつけて縄張りに入れ、追い払おうとして近づいてきたアユを針にひっかける
「友釣り」はよく知られています。
ちょっとカワイソウな話でしたが、ワカサギやシシャモと同じキュウリウオ科のアユ。
この科のお魚って骨が細く少なく、丸ごと食べられるのが特徴のようです。
天ぷらで試してみましたが、小骨も全く気にならず、クサミもクセのない味はいくらでも食べられそう★★★★+(HANADANGO)
小アユ(琵琶湖産) 1パック 497円(百貨店鮮魚売場にて購入)