旬の食材@ZELoのブログ

黄ニラと花ニラの胡麻マヨネーズ和え

先週ご紹介した黄ニラと花ニラを使って春らしい和え物を作ってみました♪
蕾（つぼみ）は見た目にも可愛らしく、黄と緑のコントラストがとてもキレイな一品。
香ばしい胡麻の香りに食をそそられます(^-^)w

【材料】
黄ニラ、花ニラは２～３㎝くらいの長さに切っておく
※手に入らなければ普通のニラ(葉ニラ）でも♪（葉ニラでは少しニオイが強くなります）
白胡麻・マヨネーズ・しょう油・砂糖・・・適量

【作り方】
１．鍋にお湯を沸騰させ、塩をひとつまみ入れ、花ニラを入れて２０秒位でザルにあげる
黄ニラはかなり柔らかいので、熱湯をくぐらせる程度か生のままでもＯＫ
２．１をさっと水にさらし、水切りする
３．フライパンに白胡麻を重ならないよう平らに入れ、焦げないよう弱火で、香ばしい香りがたってくるまで(３分くらい）煎る。
４．３の胡麻を熱い内にすり鉢に入れ、すりこぎですり潰し、砂糖・マヨネーズ・しょう油を加えて混ぜ合わせる
５．食べる直前に、２のニラを４のすり鉢に入れ、ざっくりと混ぜ合わせたら出来上がり♪

胡麻ダレは多めの方がオイシクいただけます。
花ニラの蕾（つぼみ）部分はふんわりとして柔らかく、苦味もありません。
茎はシャキっとして、風味も食感もわけぎに似ています。
酢味噌で魚介類と和えて、ぬたもいいですね( ^-^)/゛　
（HANAよりDANGO）

大葉ニラ、 黄ニラ 花ニラ

ユリ科ネギ属。中国原産のニラ。
古事記や日本書紀には「美良（みら）」として載っている歴史の古い野菜。
美良はオイシイの意。
音が変化して「みら」→「ニラ」と呼ばれるように(o^-')b

一般にニラとして出回っているのは、葉の幅が広く、食感がやわらかいのが特徴の大葉ニラ。
葉ニラ、青ニラと呼ばれています。
一つの株から何度も収穫できるので、一年中安定して出回っていますが、
1月から２月頃の出始めのものが一番葉肉が厚く、やわらかくてオイシイと言われています。

他に、葉ニラに陽を当てないように栽培した黄ニラ、
花茎と蕾（つぼみ）を食用にする花ニラがあります。

黄ニラはニラ独特の臭いが少なく、マイルドな香りで、まろやかな味と甘み、柔らかさが特徴。
別名ニラモヤシ、コガネニラとも♪
6月から8月頃のものが一番香りがよく、柔らかいと言われます。
一般家庭には馴染みがほとんどありませんが、料亭や中華料理店などでは人気の食材(`-^*)ー☆

花ニラは蕾が花を咲かせない内に収穫したもの。
食用花ニラとも。
日本では主にテンダーボールと言う品種が栽培されています。
旬は3月から４月頃。
八百屋さんいわく、
「4月いっぱいは入荷します。柔らかくてオイシイですよ♪」

葉ニラも黄ニラも花ニラも、肉類と炒めたり、餃子やスープの具などに。
さっとゆでて、マヨネーズや味噌、ごまダレなどで和えても。
いずれも、加熱し過ぎず、強火でさっと、一気に！
が、ニラをオイシク食べるための調理のコツ♪

※写真上・・・比較写真(左から葉ニラ(一般的なニラ）、黄ニラ、花ニラ）
黄ニラは葉先がいたみやすいのか？どの店でも葉先がカットされたものしか手に入りませんでした。
※写真下・・・食用花ニラ

☆豆知識☆
花ニラは花ニラでも、イフェイオンと呼ばれる花ニラは食用花ニラとは別のもの。
南アメリカ原産。ユリ科ハナニラ属。
葉にニラに似た香りがあるところから花ニラと呼ばれますが、あくまでも園芸用で、食用にはならないもの(`o^v)　（HANAよりDANGO）

アピオス

青森県産のアピオス。

北アメリカ原産、マメ科のつる性植物。
別名ホドイモ、アメリカホドイモとも。
地中で数珠つなぎになっている３㎝前後の塊根が食用とされます。

旬は１１月から３月頃。
味は「サツマイモとジャガイモの中間」とよく形容されますが、
小さい実にぎっしりと詰まった濃い味わいが特徴♪

皮ごとゆでたり、蒸してから塩をふってシンプルに食べるのが八百屋さんのおすすめ。
また、スライスして揚げてチップスにしたり、丸ごと天ぷらにしても美味！
ちょっと手間ですが、ゆでてから皮をむき、スープや味噌汁、茶わん蒸しの具にも。

見た目はジャガイモのミニ版か落花生のようですが、
鉄分はジャガイモの４倍、カルシウムはジャガイモの３０倍！と抜群の栄養価。
かつてアメリカの先住民であるインディアンが貴重なエネルギー源にしていたとか。

八百屋さんの話でちょっと意外だったのは、
お寿司屋さんでアピオスがデザートとして出されることがよくあるという話。
残念ながら、回るお寿司屋さんしか行かない私は一度も見たことがありません・・・
アピオスそのままの甘さを生かしたデザートとして出されるそうです

食べた感じはむかごに似ています　(*^ー゜)v　（HANAよりDANGO）

☆豆知識☆
ジャガイモはナス科ですが、アピオスはイモにしては珍しくマメ科の植物。
７月には薄紫色のキレイな花が咲き、独特の甘い濃厚な香りには癒し効果があると
言われています(o^―^o)v

ブーケのような春野菜 花わさび

近所の八百屋さん。
たらの芽、ふきのとう、わらび、つくし、など春野菜が並ぶ中で
一番にすすめられたのは花わさび(o^―^o)v

「葉わさびはいつでも手に入るけど、花わさびだけは、今のこの時季しか手に入らないから貴重ですよ！」と一押し。
迷っている間に、後から来た女性が、「これ何？」と珍しそうに手に取り、レシピを聞くとさっさと買って帰りました。

料理屋さんも買いに来るそうですが、この季節を心待ちにして毎年買いに来る、年輩の女性ファンが多い春野菜。

八百屋さん一押しのレシピをご紹介します♪

【材料】
花わさび
だし汁（和風だし、砂糖、みりん、めんつゆ）
かつおぶし

【作り方】
１．花ワサビを生のまま２～３センチの長さに切り、粗塩をして、しんなりしたら水気を切る
２．だし汁を小鍋で沸騰させる
３．１をフタ付きのお椀や丼に入れ、だし汁をたっぷりかけたらすぐにフタをしてしばらく蒸らす
４．花わさびがだし汁になじんだら、かつおぶしをかけ、熱い内にいただきましょう♪

炊き立てのご飯に汁ごとかけながら食べてもＧＯＯＤ。
だし汁はちょっと甘めの方がオイシクいただけます。
花わさび独特の苦味に春を感じる一品です(v^-^v)♪　（HANAよりDANGO）

☆豆知識☆
わさびは意外にキャベツやハクサイ、ブロッコリーと同じアブラナ科。
そう言えば、花や蕾が似ています(*^-゜)v

ラディッシュ さくらんぼ大根

二十日（はつか）大根の一種。
フルーツのような外観の、カワイイ大根♪
通称、ラディッシュとして出回っています。
チェリーラディッシュ、赤丸ラディッシュ、さくらんぼ大根（福岡産）・・・など、産地オリジナルの商品名がつけられて市場に出回っています。

20日ほどで収穫されるところから二十日大根と呼ばれているのですが、
円筒形や楕円形、色も白一色のもの、上半分が赤で下半分は白いものなど、
品種によって形も色も違います。
いちばん一般的なのは、さくらんぼ大根のように小さな球状で、真っ赤なもの。

一年中出回りますが、10月から3月頃が旬。
栄養面でも、カリウムが可食部100ｇ中220ｇと豊富！
（ちなみに、トマト・・・210ｇ、青ピーマン・・・190ｇ）

お酢に浸けると赤色がより鮮やかになるので、甘酢漬けにしてもよいですね。
今回は、プレーンヨーグルト入りのマヨネーズでいただいてみました(o^-')b

【材料】
二十日大根・・・葉を切り、根の部分を酢水に少しさらし、水切りしておく
干しブドウ・・・細かく刻んでおく
マヨネーズ
プレンヨーグルト
塩

【作り方】
１．マヨネーズとプレンヨーグルトをほぼ同量ずつ混ぜ合わせておく
２．二十日大根の根の部分をスライスし、葉も細かく刻む
３．２に塩をして少し置き、しんなりとしたら水切りする
４．葉を皿に平らにもりつけ、上に根の部分を乗せ、１のヨーグルトマヨネーズをかける
５．４に細かく刻んだ干しブドウをトッピングしたら出来上がり♪

マヨネーズはちょっと重いな・・・と感じる時、ヨーグルトと合わせるだけで胃にもたれず後口もさわやか　(^-^)g"　（HANAよりDANGO）