3月~4月が旬。
一個50~60円あたりの激安で売られていることも。
ここ数年、スーパーなどでよく見かけるようになりました。人気ですね~
見た目は凸凹(でこぼこ)した歪(いびつ)な形状なのに、甘くてみずみずしく、
包丁なしでも簡単にむけ、内皮もやわらかく、種もほとんどない!
三拍子も四拍子も揃ったデコポンは、食べ始めたら大人も子どもも止まりません(^_^ゞ
清美オレンジとポンカンの交配種。
愛媛産や和歌山産、広島産のものも出回っていますが、本来は発祥の地・熊本県不知火の特産。
熊本の生産量は全国の約半分を占めているそうです。
ところで、デコポンが登録商標であることはあまり知られていません。
本来の品種名は、生産を始めた熊本県の不知火(しらぬい)にちなんで「不知火」。
当初は熊本以外の産地で生産された不知火はデコポンと呼ぶことが禁止されていたそうです。(愛媛産の「ヒメポン」、広島産の「キヨポン」など。)
その後、糖度などの一定の基準を満たした不知火は、産地にかかわらず「デコポン」の名称を使用して良い事になり、
「デコポン」が全国統一ブランドとして普及していくことに。
頭の部分がデコのように出っ張っているのが、もともとの呼び名の由来。
デコがないデコなしデコポンも時々ありますが、デコのあるなしは味覚には関係ないようです♪
産地だけで基準をもうけているものは沢山あるものの、デコポンのように全国的に基準があるのは珍しいケース。
ということで、他の果物に比べると、「大きなはずれ」がありません(o^ー')b♪
ビタミンA、B1、C、葉酸、カリウムなどが豊富。
内皮には、ビタミンCの働きを助けたり、血流を改善し、ウイルスに対する抵抗力を高めてくれるビタミンPや
食物繊維も含まれているので、内皮ごと食べることのできるデコポンは栄養面でも申し分なし!
(HANADANGO)