私(NANADANGO)の家では、毎年この季節になると、新タマネギをみじん切りにしてマヨネーズにあえたものをベースにして、ミックスベジタブルや細切れにしたハム・スクランブルエッグなどを混ぜ、食べごたえのあるサラダとして食べるのが恒例 (゜∀^*)♪
新タマネギが辛くないので、できるメニューです。
一般にタマネギとして売られているのは黄タマネギと言う品種ですが、春に出まわる新タマは、黄タマネギを早どりしたもの。
普通タマネギは収穫された後、約1カ月間の貯蔵の後、出荷されますが、新タマは貯蔵されず、すぐに出荷されます。
辛味が少なく、水分が多く、やわらかいという新タマの特長は、産地での収穫や流通での取り扱いの違い、によるものなんですね。
ところで、根菜類と思われがちなタマネギですが、私達が食べるのは根っこでないのはご存知でしょうか。白い茎の部分が肥大して球状になったものがタマネギです。ですから、キャベツやホウレン草と同じ葉茎菜類に分類されます。(農水省分類)
【葉付きタマネギ】
最近では1月から3月ごろに、九州産や四国産の「葉付きタマネギ」が出回るようになりました。新タマをさらに早どりしたものです。お店には、タマネギに葉(茎の上部)が着いたまま並べられます。すき焼きにすると、「ネギ」と「新タマネギ」の味をダブルで楽しめるというのが訴求ポイント。写真で紹介したかったのですが、残念ながら、4月に入ると、茎の上の部分が切り落とされてサラダ用タマネギとして出荷され、販売されるようになりました。
写真のように、普通の新タマネギと見た目が同じで、インパクトがありませんね。でも、特に1月~3月のお野菜の少ない時期には、新野菜のひとつとして扱われます。